Point1
作るお菓子は何?
焼き菓子?冷や菓子?どっちも?

焼き菓子はキレイな焼き色を左右する「熱通り(熱伝導)」がとっても重要。作りたいお菓子によって、材質をチェックして下さいね!

焼き菓子におすすめなのは?
焼き菓子の型に迷ったら鉄素材を!?
フィナンシェやマドレーヌなど一般的な焼き菓子なら熱通りのいい鉄素材で◎。鉄素材は別名:アルタイト、ブリキ、アルスター、ギルア、スチールなどと言います。
カヌレに向いているのは銅
パリッと食感がポイントのカヌレは熱通りがピカいちの銅製で。本場フランスでも銅の型が使われます。
シフォンは迷ってもアルミ!
十分な熱通りによってふっくら仕上がるシフォンはアルミをチョイスするのが絶対◎
フランスパンもアルミ
こちらもパリっと食感がとっても大事。それには銅天板が一番だけどちょっと高価。馬嶋屋では銅に次ぐ熱通りのアルミ製の専用型がございます。
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冷やしもオーブンもOK!?
焼冷兼用!1型で使いまわしたい
サビにも強く、オーブンも使える1型で2度おいしい♪そんな素材もあります。主な材質はシリコンゴムやステンレス、アルミなどがございます。
向いているお菓子
焼き菓子全般、冷や菓子全般
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冷や菓子はサビない素材で!
冷やし型にはサビない素材を!
冷や菓子を作るときはほとんどのレシピに水分を必要とします。だからサビてしまう鉄素材はNG。蒸し物をする場合も鉄素材は×。おすすめはステンレス、アルミ、シリコンゴム、プラスチックなど
向いているお菓子
チョコレート、ゼリー、プリン、和菓子など
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Point2
あなたはどっちタイプ?
すぐ使いたい?なが〜く使いたい?

お菓子作りに重要な型離れ。お菓子がスっと抜けたときの感触は誰もが憧れますよね? 型離れを左右する表面加工もチェックしておきましょう。
あなたはどっち派?
まずは2つのタイプからご紹介

長く使いたい派
表面加工無し
長持ち・コスパ重視。プロ仕様は加工無し
主に鉄素材は使い始めに「空焼き」を行うことでサビにくくなりますがそれでも鉄はサビが心配。使い終わりは水で洗わず拭き掃除程度で。残った油が馴染むことで型離れ・サビ予防効果を発揮。お手入れ次第では1番長持ちでお菓子作りをしっかりサポートしてくれます。
空焼きの方法をみる


すぐ使いたい派
表面加工有り
手軽・すぐ型離れ重視は加工有り
使い始めから型離れ良好なのがシリコン加工やテフロン加工がされた型。空焼きの手間がなく扱いやすさが人気。ただし、加工がとれると型離れが。その場合は買い替えか再加工が必要です。
シリコン加工、テフロン加工の特徴へ

Point3
お手入れが楽なのは?
さびにくい?さびやすい?

お菓子型の多くは金属製のため、特性上必ずキズがあったりサビてしまったり・・・。 サビについては使い終わりのお手入れと適切な保管方法で十分ケアできます。 お客様のお菓子作りライフに合わせて材質をチェックして下さい。

サビ注意
鉄素材
サビに注意!水洗い厳禁なのは鉄素材
お菓子型として万能な材質の鉄素材ですが、水分が大敵。夏場の湿気だけでもサビてしまうデリケートな材質です。使い終わりは、空拭き程度で〇。型に残った油がサビ予防にもなります。どうしても汚れが気になる場合は軽く水洗いしたのちにオーブンの予熱でしっかり乾かして下さい。その後は紙など湿気をとるものでくるみ風通しのいいところで保管してください。
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お手入れ安心
サビにくい!
サビに強いステン、アルミ、シリコンゴム
ステンレス(その中でも18-8という種類)やアルミはサビにくい金属の代表格。また、シリコンゴム、プラスチック、陶器は金属ではないのでもちろん水洗いOK。汚れが気になる方やお菓子作り初心者の方でも安心してご利用頂けます。
材質の特徴をみる

材質の特徴
あなたにピッタリの型の材質がわかったら、もう少し詳しく材質の特徴をチェックしよう。
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使用上のご注意
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水への付け置きはしないで下さい。
金タワシ、研磨用スポンジは使わないで下さい。
食洗機は使わないで下さい。
強くこすらないで下さい。
使用時は離型油を使用して下さい。
オーブン以外では使用しないで下さい。
万が一水洗いをした場合は、水気を拭き取りよく乾かして下さい。
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金属型のキズについて
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金属製の型には製造工程上または材質の特性上、必ずキズがございます。当店でお届けしました商品はご使用においては影響しない良品の範囲内での商品となります。 これらの理由によるご返品または交換はお受けできない場合がございますのでご了承下さい。 以下の画像は一例です。掲載画像以外も対象外となる場合がございます。
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材質 |
サビ |
熱伝導 |
空焼 |
型離 |
鉄素材▼
ブリキ、アルタイト、アルスター、ギルア |
× |
○ |
○※ |
○※ |
アルミ |
○ |
◎ |
× |
△ |
アルブリット▼
アルミにテフロン加工 |
○ |
◎ |
× |
◎ |
銅 |
× |
◎ |
× |
△ |
ステンレス |
○ |
× |
× |
△ |
アルミダイキャスト▼
鉄とアルミの合金 |
△ |
○ |
× |
△ |
シリコンゴム |
○ |
× |
× |
◎ |
※シリコン加工またはテフロン加工のものは空焼不可
※使い込むほどに少しづつ型離れがよくなります。
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マドレーヌ、フィナンシェ、パウンド、スポンジなど焼き菓子全般
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サビ |
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熱伝導 |
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空焼 |
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型離れ |
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弱い |
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良い |
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※必要 |
|
※良い |
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シリコン加工、テフロン加工がされていない場合は使い始めに空焼きが必要です。
頻繁に使い込むと
馴染んだ油が型離れを良くしサビ予防に。最終的に表面加工有りのものより
長持ちでコストが割安です。主に個店のプロも使用する素材です。
※シリコン加工、テフロン加工のものは空焼き不可
【お手入れ方法】
●水洗いは極力避け、拭き掃除をします。残った油脂を重ねる毎に型離れが良くなります。
●汚れがひどい場合は柔らかいスポンジで洗ってすぐにオーブンの予熱で水気を取り除いてください。
●掃除後は紙などに包み風通しの良いところで保管して下さい。
空焼きの方法をみる
シリコン・テフロン加工
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シフォン、焼き菓子全般、プリン、ゼリー、ババロアなど冷や菓子も〇
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サビ |
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熱伝導 |
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空焼 |
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型離れ |
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強い |
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良い |
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不要 |
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※▲ |
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使い始めの空焼きは不要です。
鉄素材よりも良い熱通り。この熱通りの良さがあのふわっふわなシフォンを生み出します。また、
サビにも強いためプリンカップやゼリー型などの冷やし型の材質としてもよく使用されます。
※アルブリットはテフロン加工がされているため型離れ良好です。型離れにおいてはシフォン型などの通常のアルミとは異なります。
【お手入れ方法】
●柔らかいスポンジで洗い、よく水気を取り除き乾燥させてから保管します。
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パリッと食感が必要なカヌレ、フランスパンなどに
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使い始めの空焼きは不要です。
馬嶋屋が扱う材質の中で
一番の熱通り。 パリッと食感がポイントのカヌレは熱通りがピカいちの銅製が◎。フランスパンなどのハード系のパンの天板としても使われる材質です。
【お手入れ方法】
●水洗いは極力避け、拭き掃除をします。汚れがひどい場合は柔らかいスポンジで洗ってすぐにオーブンの予熱で水気を取り除いてください。
●掃除後は紙などに包み風通しの良いところで保管して下さい。
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ムース、プリン、ゼリーなど冷や菓子向き
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サビ |
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熱伝導 |
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空焼 |
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型離れ |
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※強い |
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悪い |
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不要 |
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▲ |
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使い始めの空焼きは不要です。
一番の特徴はで
強く丈夫なこと。 そのため、耐久性が必要なセルクルや抜き型にも使われます。 焼き菓子としてご利用の場合は熱の通りが悪いため、焼き時間や焼き温度の調整が必要です。 また、ステンレス素材(特に18-8という種類)はサビにくいため冷やし型としても使われる材質です。
※18-0という種類のステンレスは鉄分の割合が多いため念のため水気には注意が必要です。
【お手入れ方法】
●柔らかいスポンジで洗い、よく水気を取り除き乾燥させてから風通しの良いところで保管します。
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フラワーケーキなど立体的で形が複雑なケーキ
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使い始めの空焼きは不要です。
材質の特性上、複雑な形の型が多いため焼くだけで華やかなケーキを焼成できます。鉄とアルミの成分を含んでいるため、熱通りも良好です。
※鉄分も含むため念のため水気にはご注意下さい。
【お手入れ方法】
●柔らかいスポンジで洗い、よく水気を取り除き乾燥させてから風通しの良いところで保管します。
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チョコ、アイスなどの冷や菓子や焼き菓子もOK
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サビ |
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熱伝導 |
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空焼 |
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型離れ |
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強い |
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悪い |
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不要 |
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良い |
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使い始めの空焼きは不要です。
冷や菓子にも焼き菓子にも使える万能素材です。チョコやアイスなどの冷や菓子はもちろん、オーブンOKなので焼き菓子にも〇。 焼き菓子に使う場合は、熱通りが悪いため焼き時間、焼き温度の調整が必要です。柔らかい材質なので型離れしやすいのも特徴です。
【お手入れ方法】
●柔らかいスポンジで洗い、よく水気を取り除き乾燥させてから風通しの良いところで保管します。
金属以外にも陶器、紙、プラスチックなど様々な素材がございます。馬嶋屋で取り扱いのある素材は主に・・・
プラスチック(チョコ型)、陶器(ココット・スフレ型)、紙(マフィンetc)などがございます。金属と同じようにお作りになりたいお菓子によって選ぶのが◎。ご不明な点はお気軽にお問合せ下さい。
空焼きの方法
※空焼きの目的※
【機械油や汚れを焼き切る】
【メッキの耐久性をアップする】
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空焼きが必要なのはブリキ・アルタイト・アルスター・ギルアなどの下地が鉄素材のものです。
その中でもシリコン加工、テフロン加工のものは空焼きしてはいけません。
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手順1 |
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手順2 |
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手順3 |
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何も塗らず |
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最高温度で |
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15分程度 |
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馬嶋屋で推奨してる空焼きの方法は、ご購入後に初めてご利用頂く前に1回だけ
1.ショートニングなどの油脂は塗らずに
2.ご家庭用オーブンの最高温度で(240度程度)
3.15分程度
時間・温度はあくまでも目安となります。空焼きをしていると庫内で煙がモクモクしてきます。 その煙が見えなくなるまでが合図です。
ショートニングが不要な理由は、
ご購入直後の型には機械油や汚れが付着しています。 空焼きが不十分な場合、これらの汚れが付着したままの状態となります。
汚れの上からショートニングが膜を作ってしまうため、汚れが焼き切らず型離れ不良の原因となります。
ショートニングの塗り付けは空焼きが十分に行われた後にお願いします。
シリコン加工・テフロン加工
使い始めから型離れ良好なのがシリコン加工やテフロン加工がされた型。
空焼きの手間がなく扱いやすさが人気。
ただし、加工がとれると型離れが。その場合は買い替えか再加工が必要です。
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使用上のご注意
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空焼き、水への付け置きはしないで下さい。
金タワシ、研磨用スポンジは使わないで下さい。
食洗機は使わないで下さい。
強くこすらないで下さい。
使用時は離型油を使用して下さい。
オーブン以外では使用しないで下さい。
万が一水洗いをした場合は、水気を拭き取りよく乾かして下さい。
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表面の感触について
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シリコン加工やテフロン加工は手の感触ではわからないほどの薄い塗膜です。 そのため、手のひらでの感触はこれらの塗装前の金属材質そのものの感触となります。 塗装前の金型の製造工程上において、ざらざらした感触のものもございますが 塗装の離型効果そのものには影響ございませんのでご安心ください。
また、シリコン加工は高熱によって樹脂加工するため金型プレス工程時の機械キズや擦り傷まで浸透します。 型に見える線や模様はキズは樹脂加工による結果です。使用には問題ございません。
これを理由とする商品のご返品・交換はお受け致しかねます。
以下の画像は一例です。掲載画像以外も対象外となる場合がございます。
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シリコン加工はテフロン加工に比べ比較的安価な表面加工です。糖分に対して強いためお菓子型によく利用されます。しかし、一般的にテフロン加工に比べると加工の持ちが良くないとされています。
「以前より型抜けが悪いなっ」と感じたら、再加工※または買い替えをおすすめ致します。シリコン加工は焼成時に効果を発揮します。水分の多い冷菓子の場合は加工がとれる可能性があるためおすすめしません。
※型の状態や形状によって再加工不可の場合がございます。可能でしたらメールにてお写真をお送り下さい。

フライパンなどでよく利用されているテフロン加工は高価ですが加工の持ちが◎。しかし、一般的に糖分には弱いためパン型などによく利用されます。
しかし、馬嶋屋のオリジナル品の一部で使用しているテフロン加工はある程度の糖分にも耐えられる加工となっています。
「以前より型抜けが悪いなっ」と感じたら、再加工※または買い替えをおすすめ致します。
※型の状態や形状によって再加工不可の場合がございます。可能でしたらメールにてお写真をお送り下さい。